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国立がん研究センター 中央病院

食道がんとは

Esophageal Cancer

食道がんとは

食道とは

食道は、口から胃につながる細長い筒状の管の様な臓器。食物が通る「消化管」の一部で、口から入った後の食事の最初の通り道ですが、他の消化管(胃、大腸など)と同様にがんができることがあります。

食道がんの主な症状

胸がしみる感覚

・食べ物を飲み込むと胸の奥がちくちく痛む
・熱いものを飲み込むとしみる
がんが少し大きくなると、逆にこのような感覚を感じなくなります。

食物がつかえる感覚

・硬い肉やすしなどを食べるとつかえる
・よく噛まずに食べるとつかえる
がんが大きくなると食道の内側が狭くなり、食べ物がつかえます。がんがさらに大きくなると、食道をふさいで水も通らなくなり、唾液も飲み込めず吐いてしまうことになります。

体重減少

食べ物がつかえ食事量が減り、栄養が足りなくなって体重が減少します。3ヶ月間に5-6kg体重が減少したら注意が必要です。

胸痛・背部痛

がんが食道の壁を貫き外に出て、周りの肺や背骨、大動脈を圧迫するようになると、胸の奥や背中に痛みを感じるようになります。これらの症状は、肺や心臓などの病気でもみられますが、肺や心臓の検査だけでなく、 食道も検査してもらうよう医師に相談してください。

声のかすれ

食道のすぐ脇に声を調節している神経があり、これががんで壊されると声がかすれます。耳鼻咽喉(いんこう)科を受診する場合が多いのですが、喉頭そのものには腫瘍や炎症はないとして見すごされることもあります。 声帯の動きだけが悪いときは、食道がんも疑って、食道の内視鏡やCT検査をすることをお勧めします。

 

罹患傾向

6~70代
(特に男性)
アルコールで
顔が赤くなる
喫煙 野菜不足 頭頸部がんとの
併発が多い

食道がんの診断方法について

お酒で赤くなる体質を用いた食道がん高危険群のスクリーニングテスト

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